性感染症：鹿児島県の感染者数ワースト 3 !!!(2022 年 8 月現在)

種類	感染してから発症するまで	主な症状 （男性）	主な症状 （女性）	検査 治す方法
1位 クラミジア	1~3週間	・おしっこをする時の痛みやかゆみ ・尿道から、透明から乳白色のさらっとしたウミが出る(下着がよごれる) ・睾丸(こうがん)のはれや発熱 　⇒放っておくと、炎症をおこして無精子症(むせいししょう)	・おりものが増える ・生理以外の出血 ・性交の時の痛み 　⇒放っておくと、卵管などで炎症をおこして不妊症や子宮以外での妊娠	・尿検査、性器や肛門周囲のぬぐい液 ・1日~7日間の飲み薬
2位 淋病(りん びょう)	【男性】 2~7日 【女性】 症状が出にく いため不明	・おしっこの時の激しい痛み ・尿道のかゆみや不快感 ・尿道から白っぽい粘りのあるウミが出る(下着がよごれる) ・睾丸のはれや軽い発熱	・おりものが増加する程度でほとんど症状がない ・放っておくと炎症が広がり、強いお腹の強い痛みや発熱	・尿検査、性器や肛門周囲のぬぐい液 ・1日~7日間の飲み 薬、筋肉注射や点滴
3位 尖圭(せんけい) コンジローマ	3~4か月 (8か月以上、 何の症状もない場合もある)	男女ともに性器にうすピンク色または茶色のカリフラワー状のイボができる。 進行するとイボはどんどん大きくなり、数も増える。 放っておくと悪性化し、癌(がん)になることもある。		・性器や肛門周囲のぬ ぐい液 ・軟膏(なんこう)。電気メス、レーザー治療などでイボを取る

これらは、オーラルセックスにより喉(のど)に感染することもあり、また、放っておくと不妊症や子宮外妊娠などの原 因になります。 しかし!どの性感染症もコンドームを使うことで予防することはできます。

そして、性感染症はもし感染してもしっかり治療をすれば治る病気です!

何か気になる症状があれば、男性は「泌尿器科」、女性は「婦人科」が主な病院ですが、「内科」などのかかりつけ医を早めに受診し、性交後で気になっていることを相談してみてください。もしパートナーが感染した場合は、症状がなく ても感染している場合が多く、同時に治療しないと感染を繰り返してしまいます。

👉検査や費用は条件によってちがうので受診の前に確認してみてください。

検査費用の目安として保険証を使うと数千円ほどで検査することができます。保険証を使うと受診した病院と日に ちは家族に知られることがありますが、保険証を使わないと約3倍ほど費用がかかることになります。 でも、自分と 大切な人を守るため、気になる時は早めに受診をしましょう。