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妊娠と診断された

今後どうするかを考えていくことが必要です。選択肢は大きく分けて3つあります。
情報をよく知って最善の選択をしましょう。

①産んで育てる

A 妊娠中に必要なお金(妊婦健診)

診察で妊娠が分かると妊娠証明書をお医者さんからもらえます。
標準的な健診は公費(無料)で受けられます。
妊娠が分かったら市町村の窓口で母子手帳をもらいましょう。

B 出産後に必要なお金

費用は、概ね50万円程度です。
保険証を持っている場合出産一時金(42万円)が支給されます。
他にも公的な補助があります。

(1)保険証を持っている

健康保険(協会けんぽ等)に入っていると、出産育児一時金以外に出産日の42日以前から出産日の翌日から56日以後までの範囲に会社を休んだ場合、これまでの給与の2/3の出産手当金がでます。

*退職までに継続して1年以上保険に加入していて、退職後6ヵ月以内の出産である場合には、働いていた会社の保険から出産育児一時金がでます。
*出産日の翌日から57日以降は、会社に育児休業の申出をすれば1歳まで育児休業を取得できます。また、雇用保険に加入している方が一定の要件を満たした場合、育児休業給付金(6か月まで育児休業開始時賃金の67%、それ以降は50%)が受けられることがあります。
*育児休業給付金の受給要件については、お近くのハローワークにご確認ください。
*一定の理由があれば2歳まで延長することも可能です。
*妊娠や育児休業を理由に退職を迫られた場合は、鹿児島労働局にご相談ください。https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/madoguchi_annai/soudan/soudan05.html

(2)保険未加入・働いていない

経済的理由で保険に加入していない場合は、必要な費用を行政が負担する施設で出産することもできます(収入に応じて利用者負担金が発生する場合があります)
このような施設は、県内では3施設と限られています本人からの申請が必要ですので、市や町の福祉事務所やお住まいの町村を管轄している県の各地域振興局地域保健福祉課、支庁地域保健福祉課及び支庁事務所にご相談ください。
http://www.pref.kagoshima.jp/ae08/kenko-fukushi/kodomo/shisetu/04008027_27050.html

子どもを育てるにもお金がかかります。女性向けの就業支援のサイトもあります。
https://joseishugyo.mhlw.go.jp/

(3)学生で産みたい

出産育児にはお金もかかります。保護者やパートナーと十分に相談しましょう。
文部科学省から各学校において妊娠した生徒に対し適切な対応がなされるよう通知されています。学業の継続、休学、就労など、生徒の進路に応じ必要な情報提供を行うこととなっていますので、保護者と一緒に学校等へ相談しましょう。
誰にも相談できない時は、「相談方法」のフォームに入力して私たちに相談してください。
どうすればいいか、一緒に考えましょう。

産んだあと育てられるか不安

パートナーがなく子どもの養育ができない場合は、出産後に赤ちゃんと一緒に入ることができる施設もあります。
まずは、市町村の母子保健担当課などに相談してみてください。力になってくれます。http://www.pref.kagoshima.jp/ae08/kenko-fukushi/kodomo/shisetu/04008027_27051.html

働く場所については、女性向けの就業支援のサイトもあります。
https://joseishugyo.mhlw.go.jp/

②産むが育ててもらう

自分で育てる自信がない場合、以下のような制度があります。

①育てられるようになるまで乳児院や里親さんに預ける

②養子縁組(赤ちゃんを望んでいる夫婦に育ててもらう)

③産まない(中絶する)人工妊娠中絶が可能な時期は、妊娠22週未満です。

1人で悩んで抱え込んでいると、この時期を過ぎてしまう可能性があります。早めに誰かに相談しましょう。
妊娠が22週に近づくほど難しくなります。

A 妊娠週数の数え方や出産予定日等

最後の生理から数えます。最終月経の開始日から計算してみましょう。

B 中絶の費用

12週迄:日帰り1泊入院・費用約10~15万円
12~21週:3~5日の入院/費用約20~60万円
基本的にはパートナーの同意書が必要です。

C 22週を超えている

中絶はできません。誰も相談できない場合は、「相談方法」のフォームに入力して私たちに相談してください。
どうすればいいか、一緒に考えていきましょう。

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