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お知らせ:第2回 コラムが掲載されました♪

デリケートな卵子と精子

今回は、卵子と精子はとてもデリケートだというお話をします。

年を重ねると、運動してすぐ息切れをしたり、視力が弱くなったり、からだの色々な働きが弱くなります。
それと同じで、年齢があがるにつれて、卵子や精子も老化現象がおこります。
妊娠する力=妊孕性(にんようせい)が弱くなり、妊娠しても子どもに染色体(せんしょくたい)異常がおきてしまうことがあります。

それだけでなく、私たちの生活の中でもたくさん影響を受けています。
アルコール、たばこ、ストレスは、卵子や精子の質を下げてしまい、妊娠しにくくなることがあるといわれています。卵子は排卵が起きなくなったり、精子は奇形や数の減少がおきたりします。

女性の場合は、ダイエットにも注意が必要です。
無理なダイエットで急にやせすぎたり、逆に太りすぎたりすると、ホルモンバランスをくずして、排卵がおきなくなって無月経になることもあります。

ですから、生物としてはホルモンバランスが良く、心もからだも健康で、卵子や精子の細胞が元気な期間である、20歳代前半~30歳前後が妊娠に適した期間といわれています。

自分たちの健康に気をつけることは、明るく楽しい生活を送る
ためだけでなく、将来妊娠を考えるときのためにも大切なことなのです。

鹿児島大学保健学科成育看護学講座監修

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